コンプライアンス分野の業務内容

企業におけるコンプライアンスの重要性

法的紛争に対する交渉、訴訟対応、あるいは個別の契約書作成といった個別具体的な対応ももちろん重要ですが、企業活動全体の中でのコンプライアンス、あるいは適切な内部統制の実現を図ることにより、法的なリスクマネジメントを行うことが社会的にも強く要請されています。

法的紛争が起きてからの対応では、費用・手間がかかるだけではなく、事案によっては自社の社会的な評価を下げてしまうことも少なくありません。個別の法的紛争処理では社会的評価の低下に対応することはできません。また、会社法においても内部統制システムに関する基本方針を取締役会で定めることが要請されるに至っており、金融商品取引法では、財務報告に関する内部統制に関する評価および報告が求められることになっており、法的にもコンプライアンス対応を行うことは事業運営上不可欠となっています。

コンプライアンス分野における実績

弁護士北岡弘章は、これまで、上場前のIT・情報系ベンチャー企業の社外監査役として、あるいはメーカー系上場企業のコンプライアンス委員や情報セキュリティ委員会の委員として、企業のコンプライアン実現のための活動に関わった経験を有しています。また、プライバシーマークの取得のためのコンサルティングを通じて、品質マネジメントシステムのISO9000等のマネジメント規格を共通化するなど、実効性があり、かつ、効率的な社内規程の作成、改善の経験も多数有しております。

当事務所では、次のような形で企業における総合的なコンプライアンスあるいは内部統制を実現するための業務も行っています。

コンプライアンス体制構築支援のためのコンサルティング業務

  • コンプライアンスマニュアル・プログラムの策定及び改訂
  • 定款、就業規則、各種社内規程の策定・改訂のチェック
    取締役会規程、業務分掌規程、職務権限規程、業務監査規程、内部通報規程、モニタリング規程、インサイダー取引防止規程等の内部規程
  • 社内体制整備のための助言

コンプライアンス委員会への参加等

  • コンプライアンスに関する社内体制を整備するための委員会、情報セキュリティ委員会等に参加し、助言を行う
  • 内部通報者制度の窓口業務、内部通報対応・調査

社外取締役、社外監査役就任

  • 取締役会等に参加することにより、コーポレートガバナンスの実現を図ります。

以上の支援方法に限らず、コンプライアンス実現のための活動は積極的に行いたいと考えておりますので、実態にあったアドバイス、支援を行います。業務内容、費用については、こちらから、お問い合わせください。